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2008-07-06 18:33 | カテゴリ:乳癌
三日目からは、確か普通の食事になった。
箸とスプーンのセットは持って行ったけど、
腕を動かすととてつもなく痛いから、
食べるのがひと苦労。
特に味噌汁とかの汁物は吸い口に移してもらうが、
自分で飲むのはかなり大変で、途中でギブアップ。
ご飯粒をこぼすくらいならまだしも、
おかずの汁が口から垂れたり、かなり苦労した。
面倒になって、結局ほとんど残してしまうことになる。
看護婦さんも忙しそうだし、つききりで食べさせてとは頼めない。
とは言いつつ、右手のすぐそばにナースコールを置いて、
何だかんだと頼んでいたのは事実だが。
      ~~~~~~~
そんな私を見ていて、世話をしてくれたのが、
同じ病室の仲間たちだった。
まだ手術したばかりの人もいたから全員ではないが、
その中のちょっと年配のWさんには本当にお世話になった。
若い頃、女学校の教師(言い方が古い?)をしていたのでは?
という感じのWさんは、私の食事の面倒をみてくれた。
自分の食事が終わると、私のベッドの側に来て、
スプーンでご飯やおかずを口に入れてくれた。
汁物は吸い口に移して、具はスプーン食べさせてくれる。
私は一日寝たきりで動けないから、
それほどお腹も空かない。
たまに、嫌いなものもある。
でも、Wさんはもう少し、あと一口、と
まるで子供に食べさせるように、私に食べさせてくれた。
Wさんのお陰で、私の傷はみるみる回復した、のかな?
他の人たちも、ベッドを上げたり下げてくれたり、
いろいろな細かいことでお世話になった。
      ~~~~~~~~~
尾籠な話になるが、寝たきりの間、一番嫌だったのはトイレの問題だった。
小さい方は管が入っているからいいとして、
大きい方は、自分ではどうにもならない。
看護婦さんは、「遠慮しないでいつでも言ってね」
と言ってくれるが、
私としてはやはり、他人にシモの世話をしてもらうのは嫌だ。
かと言って、食べないわけには行かない。
寝たきりでも、お腹は空いて来るし。。。
我慢して、どうしようもなくなると、ナースコールのボタンを押す。
痛みをこらえて、腰の下に平たい便器を置いてもらう。
用が済むと、またボタンを押して始末してもらう。
これは、最後まで嫌だった。
自分でトイレに行けるごく当然のことが、
こういう状態になるとどれほど幸せなことか、しみじみわかった。
      ~~~~~~~~~~
痛みは、少しずつ薄れて行った。
それでも、やはりかなりのもので、
少し動く度に、「痛っ!とか、「うっ!」とか声が出てしまう。
ただ、私はおしゃべりの上に笑い上戸で、
おかしいことがあると、痛みとは関係なく笑いの発作が出る。
今でもたまにその時の仲間と会うのだが、
「ばななさんは、しゃべってるか笑ってるか、大人しいなと思うと、
食べてるか、寝てるかだった」
といわれてしまう。
その通りなので、何も言えない。
主治医のK先生にも、「変な患者」と思われていたようだ。
多分、私のようなタイプは、k先生のそれまでの人生にはいなかったのだろう。
痛みとトイレの問題を別にすれば、仲間にも恵まれ、
それなりに楽しい入院生活だった、
今思い返すと、そう思う。
       ~~~~~~~~~~~
つづく-ーー
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