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2009-11-01 16:07 | カテゴリ:乳癌
最近は、がん患者が本当に増えた。
芸能人、マスコミの人、それから私の身近にも何人かいる。

今年の初夏に、知り合いからがんの治療について聞かれた。
その知り合いの知り合いが肺がんになったそうだ。
偶然、私が通っている病院に入院しているらしい。
状態はあまり良くないらしい。
私が、骨転移しても元気で仕事をしているので、
何かいい治療法を知らないかと聞いてきた。

ただ、私は乳がんだから、肺がんについては詳しくない。
肺がんの抗がん剤などよく知らない。
がんという病気を一くくりにされても困るんだよね。
罹った場所?によって、治療法はたぶんかなり違うはず。
大まかにいえば、手術、放射線、抗がん剤だろうけど、
薬についてはわからないもん。
それでも、私の知っていることをかなり大ざっぱに話して、
それで理解してもらった。

その患者さんは、結局わかってから4ヶ月後、
夏の盛りに亡くなったそうだ。
最後は、周りが見ているのも辛いほどだったと後から聞いた。

私はその人に一度も会ったことがなかった。
ただ、後で知ったのだが、その人の叔父さんと知り合いだった。
(話がややこしくてごめんなさい。)
一昨日、ちょっと用事があって、その叔父さんに電話をした。
話が済んでから、今年はいろいろ大変だという話になった。
「景気は悪いし、それに甥っ子が亡くなってねえ。
「○○さん(←私の名前)と同じがんで、まだ50代だったんだよ」
「それはそれは、大変でしたね」
「たった4か月で逝っちまってさぁ」
「きっと、性質の悪いがんだったんですね」

ここまでは良かった。
まあ、普通の会話だった。
次の言葉に驚いた。

「○○さん(私のこと)は、幸せだよ。」

えっ、私が幸せ?
はあっーーー?
何言ってるの、この人!

と思ったけど、相手は目上だし、怒るわけにはいかない。
とりあえず普通に話を続けて、フツーに終わった。


その叔父さん、××さんの言いたいことはわかる。
甥っ子はたったの4か月で行ってしまったのに、
○○(私)が何年も元気で生きているのが不思議に思えるだろう。
でも、がんによっても、患者さんによっても進み方は違う。
それに、私は別に100%元気なわけではない。
あまり口にしないだけで、腰も痛い。
転移の不安だってある。
普段は結構忙しいからあんまり悩むヒマもないけど、
それでも、たまに眠れなかったりするといろいろ考える時もある。

仕方ないんだよね。
人は、命あるものは誰でもいつか命の終わる時が来るのだから。
ある程度まで生きられれば、それでいいじゃん。
と、私は思っている。
この病気になって、そう思うようになった。

遺された家族も身内ももちろん悲しいことはわかる。
私も悲しい思いは何度もしてきた。
そうやって辛い思い、悲しい思い、楽しい思いをしながら人は生きていく。
それもまた皆同じ。

がん患者も他の病気の人も、生きているイコール幸せではない。
普段はとても賢明なその人が、うっかり口を滑らせたのだと思いたい。
亡くなった方は、辛さから解放されて今の方が幸せかもしれないし。。。

いろいろあった10月。
今月はもう少し心穏やかに過ごしたい。
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