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2009-08-21 00:45 | カテゴリ:乳癌
あれはまだ、ヅラを被っていた頃のお話。
経験者はお分かりだと思うけど、
一日被っていて、うちに帰って取ると汗でびっしょり。
それまで、靴下をぬぐのが私が帰って一番にすることだったけど、
あの時期は、とにかく真っ先にヅラを取っていた。
ヅラの下のネットも取ると、髪の毛はぺたーっとしている。
それからお風呂に入って、髪を洗い、乾かすとやっと一応髪の毛らしくなる。
でも、鏡で見ると、落ち武者状態!
なんて悲惨な髪なんだといつもため息をついていた。

ある晩、今頃の季節だっただろうか、
いや、こんなに暑くなかった頃かもしれない。
とにかk、お風呂から出て、髪を乾かしていると消防車のサイレンが聞こえた。
二台、三台と続々とうちの前の通りを通っていく。
火事は近いのだろうか?
二階の窓からちらっと下を見ると、近所の人が沢山集まっている。
江戸っ子の端くれである私は、火事や交通事故となると飛び出す癖がある。
その時も、パジャマの上に上着を羽織って通りに出た。
しばらく皆と一緒に見ていたけど、火は見えない。
多分、近くではないのだろう。

それならもう見てる必要もないから家に入ろう、
と思って、ふと隣を見たら、隣のうちのおばさんがいた。
「こんばんは!」と明るく挨拶をしたけど、
おばさんは不審な顔をしている。
暗いからわからなかったのかなと思い、家に入った。
そして、二階の部屋に戻った私の目に飛び込んだものは、
ヅラだった。。。
何と、お風呂に入ってまったり気分だった私は、
ヅラのことなどすっかり忘れて、そのまま外で出てしまったのだった。

どうしよう!
隣のおばさんがわからなかったのも無理はない。
あの人、ホントはこんな髪だったのね、と思われたかしら?
いや、暗いから私だってことが分からなかったかも。。。
少しオロオロしていたが、すぐに割り切った。
もしばれたら、それはそれで仕方ない。
入院の時に長期間留守にするので、
病気のことは話してあったし。
薬でハゲたことは察しがつくだろう。
次の朝、会社に行く時に顔をあわせたらちょっと恥ずかしいなと思っていたら、
大丈夫だった。

いまだに、あの晩のことは謎だ。
今となってはわざわざ聞くこともないし。

さっき、救急車の音が聞こえて、ふっと思い出した、
ドジな思い出話でした。
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