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2011-05-29 11:47 | カテゴリ:乳癌
先週の水曜日は、退院後初めての通院日でした。
マーカーが上がってたら嫌だな、
二、三日前から、通院のことを考えてはドキドキ。
足は以前より長く歩けるようになったけど、
だるさ、痛み、しびれ、そういう不快感は
ずっと続いているし、多分良くなってはいないだろうな。。。

当日は、雨の合間の晴れの日だった。
雨だと余計に歩きにくいから良かった。
私の通っている病院はやたら広い。
個人病院みたいに小さければ楽なんだけど、
受付から採血、乳腺と回るだけでも疲れる。
そこで後は呼ばれるのを待つだけだけど。
今回は、転ぶのが不安で会社の人に付き添いで来てもらった。
水曜日によく会う人に、「弟さん?」と間違えられて、
いえ、あんな老けた弟はいません!
でも、せっかく来てくれたんだから、
そんな風に行っては悪いね。
手で支えるとか、具体的にしてもらわなくても、
いてくれるだけで安心できる。
実の弟も他の身内も当てに出来ないから、
一番身近にいる会社の人を頼りにしてしまう。
気楽に頼みごとができるってありがたい。

二時間位待ってやっと中待ちに呼ばれた。
そこからしばらく経ってやっと診察室へ。
「どうですか?」
と聞かれても、
「あまり変わりはないです」
としか言えない。
「前よりは長く歩けるようになりました」
あとは何を話したかな。
私が一番怖かったのは、
「今のホルモン療法は効かないようだから、
抗がん剤にしましょう」という言葉。
そう言われても、今回はすぐには承諾しないようにしようと決めていた。
何といっても副作用が嫌。
今出てるしびれは、前のドセをやって出てずっと続いているものだし、
他の人の話を聞いていると、吐き気とか嘔吐とか
いろいろ出ている。
私も同じ副作用が出るとは限らないけど、
でも、やっぱり気持ち悪い思いをするのは嫌だ。
一人暮らしだと余計に不安になる。

それに、副作用を我慢しても、100%治るとは言われない。
何割化の人が腫瘍が縮小しました。
それ以外の人は、副作用だけ出て何の効果もない。
それもちょっとねえ。
入院中に、病棟の私の担当の先生に漢方薬のことを聞いてみたら、
恐ろしく拒否反応を示された。
「抗がん剤をやる前ならともかく、抗がん剤をやった人は
たまに変な副作用が出ることがあるのよ。」
私は西洋医学と東洋医学をうまく使って
治らないまでも現状維持ができないかなって思ったんだけど。
かと言って、漢方薬だけにする勇気もない私。
その話はそれで終わってしまった。

横道にそれたけど、薬は結局今までのホルモン療法のまま変わらず。
よかった。
あとで見たら、マーカーは少し上がっていたけど、
私の体調は足以外はそんなに悪くないし、よかった。
その後、またしばらく待ってゾメタの点滴をして帰った。

正直なところ、私一人なら、父が健在でなければ、
治療もやめて痛みだけ取ってもらって楽になりたいと思うこともある。
10年近い治療は、やはりかなり体にこたえtいる。
でも、私が倒れて、弟や義妹に引き取られたら、
父にはかなり悲惨な生活が待っていると思う。
弟たちは父を引き取ると前から言っているけど、
父は弟の家には行きたがらない。
やはり自由にできる自宅が一番いいんだろうし、
ここなら、近所の人や知り合いがのぞいてくれるし、
会社の人もいてくれる。
弟の家に行ったら、そんな自由はないし、
外へ行けばそこは見知らぬ世界だからね。

だから、父の体がある程度弱くなって私が面倒見られなくなるまで、
私はこの仕事をやめられないし、倒れるわけにもいかない。
別に親孝行でもなんでもなくて、親を捨てられないだけ。
不器用な生き方しかできなかった人だけど、
親として一生懸命育ててくれたことは
今になると余計にわかってきたから。
それに、私も仕事がしたい。
前よりは時間を減らすつもりだけど、
職場にも週に2,3度は顔を出したい。

病気を治すというのではなく、体の調子を整える、
みたいな目的で鍼灸とか蒟蒻で体を温めるとか
少しずつ始めてみた。
それから、眠いからだけど、睡眠時間はまえよりずっと長い。
早い時は8時頃に寝てしまう。
朝も以前に比べればかなり早起きだし。
鍼灸は、友達がたまに行っているところがあるというので
紹介してもらおうと思ったら、
思わぬ落とし穴が。。。
今の私の脚力では二階まで上がるのがやっとなのに、
そこのビルはエレベーターなしで、治療室は三階だという。
友達のダンナがおぶってあげようかと言ってくれたけど、
友達のダンナではそこまで頼めない。
足が良くなるまで待つことにしよう。
それにしても、3月に足が痛くなってから、
普通に歩けることのありがたさをしみじみ感じている。
走れなくてもいいから、普通に杖なしで歩けたらどんなにいいだろう。
自分が病気にならないとわからないなんて、情けないなあ。

良さそうなことはいろいろ試してみて、
少しでも体調がよくなるようにしたい。
体を労わることを遅すぎるけど、やっと考えはじめた。
がんと仲良く?付き合って行ければいいな。
だから、これ以上いじめないでね。
お願いだよ。

追伸  病院の中をあちこち歩き回ったせいか、二日後左足に筋肉痛が出た。
トシだねえ。。。

毎度のことながら、長々としつれいしました。
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2011-05-13 12:16 | カテゴリ:日々のこと
昨日は久しぶりに習い事のお稽古場に行った。
足が痛いから、まだ稽古は出来ないと思ったけど、
とりあえず、ここまで元気になりましたと
お礼方々、見せたかったので。

お稽古そっちのけで、しばらくおしゃべり。
これは私がいてもいなくても同じ光景。
地震の時のことやら、少し前に遡ってあれこれおしゃべり。
このお稽古場はマンションの一室にあるんだけど、
かなり揺れたらしい。
食器棚の食器がほとんど割れてしまい、
テレビが部屋の真ん中まで移動してたと。
最初見た時は愕然としたと、お師匠さんが言ってた。
あれは確かにそうだわ。
私も、最初しばらく言葉が出なかったもん。
あり得ない光景だった。

話しているうちに、誰かがぽろっと口を滑らせた。
○○さんの49日が。。。
「えっ、○○さんの。。。何それ、どういうこと?」
○○さんは弟子の一人で、去年の後半からずっと
がんの治療をしている。

「49日って、まさか。。。」頭が真っ白になった。
「そうなのよ。実は、あなたが退院した頃に御主人から電話があったの」
お師匠さんもあまり詳しい話は聞いてなかったらしい。
肺から腸だったか、その逆だったか、とにかく転移して、
腸は手術したけど、癒着したり大変だったらしい。
肺はどうしたのかな。。。
病気が分かってから、とうとうここには一度も来なかった。

私より少し年上だった。
しゃべらなければ山の手の奥様って感じ。
でも、本当はすごく楽しくて面白い人だった。
ゴリラの物まねとか平気でやっちゃう。
私が笑いが止まらなくなってしまうと、
それが嬉しいのか、おまけにニホンザルのこういうポーズ
まで見せてくれたり。
とってもよく似てるの。
新派の芝居が好きだったみたいで、
水○八重子(初代)の真似もすごくうまかった。
それから歌舞伎の役者さんのものまね。

90を過ぎたお姑さんの話とか、
御主人の話とか、ユーモアたっぷりに話してくれる。
それから、息子さんの友達の話とか。
お稽古場はある意味、井戸端会議の場みたいだから。

いつも笑わせてばかりもらってた。
うちへ帰って夕飯を食べながら、いろんなことを思い出してた。
一度一緒に旅行に行った時も楽しかった。
何でこんなに早くいってしまったのか。
食べながら涙がこぼれてくる。
ティッシュで拭いながら、
あれこれ思いだして笑いながら、また泣いてしまう。
もう二度と会えないと思うととても悲しい。

それに、御両親はまだお元気だし、
御主人のお母さんも90歳を過ぎて、まだしっかりしている。
しばらくは家のことが大変だろうなあ。
食事の支度、おばあさんの世話、掃除、その他もろもろのこと。
何とかやっていくしかないんだろうけど。

一つ嬉しいのは、お嫁に行った娘さんに
来月赤ちゃんが生まれるそうだ。
「きっと、○○さんの生まれ変わりだね」
誰かがぽつりと言った。

せめて、今は辛さも苦しさもなくなっていると思いたい。
向こうでは物まねをやって皆を楽しませているのかな。
でも、でも、やっぱり早いよ。早すぎるよ。
私は、まだまだこっちで頑張るから。
だから、御家族や私たちのことを見守って下さいね。
いつか私もそっちへ行った時は、
また思いっきり笑わせて下さいね。
それまで、レパートリー増やしておいてね。

じゃあ、またね。
2011-05-06 15:18 | カテゴリ:乳癌
ビジネスホテル泊まりを切り上げて、
自宅へ戻ってきた。
最近のビジネスホテルの安さに驚いた。
何年か前に泊まった時は、7,000円くらいだったと思う。
今は、会員割引き(進められて、この日に会員になったの)
とか、連休割引とかいろいろあって、
一泊何と4千円ちょっとだった。
居酒屋といい、また安さが売り物になってきたのかな。
安い方がいいけど、これにパンとコーヒーの朝食付き
だなんて、利益が出るのか心配になる。

さて、帰ってきたら、早速階段のところの電気が付かない。
電球の買い置きがないから、その晩は諦めた。
暗い階段を降りて買い物に行くのは落ちそうで怖い。
電気の不具合は他にもあって、
寝てる部屋の蛍光灯が付かない、というのは前に書いたかしら?
蛍光灯の紐の問題ではなく、コンセントが壊れていた。
もちろん、紐も切れていた。
連休で電気屋さんお休みなので、連休明けまで待たなくてはならない。

それから、エアコンのリモコンの電池が切れてた。
ちょっと寒いからつけようとして発見。
もう一つのエアコンを試しにつけようとしたら、
こちらはリモコンは大丈夫だけど、
エアコンがおかしい。
つかないの。
これも休み明けに電気屋さんだわ。
(さっき、リモコンの電池は買ってきた)

足は、何気に痛いというか、少し長く歩くと疲れるし、
ちょっとだけしびれるような。。。
まだ無理は出来ないなあ。
退院の前の日に車いすから降りたんだから、
歩けないのは仕方ないか。
完全に、完全じゃなくてもそこそこ復活するまで
やっぱり時間がかかるのかな。
若くはないし、前回の入院の時とは違うなあ。
ひと月半もベッドにいれば(1日中じゃないけど)
足が弱るのは仕方ないよね。
と自分に言い聞かせるしかない。

そうそう、三日には友達が車で迎えに来てくれて、
そのままお邪魔した。
ご主人と二人暮らし、でワンコを飼っている。
去年、いや一昨年だったか、拾ったらしい。
すごい怖がり屋さんで、まだ散歩にも行けないんだって。
ついこの間の予防接種の後は震えて1時間以上、
ダンナに大人しく抱かれてたって。
よほど怖かったんだろうね。
捨てられてからのトラウマがあるのかもしれない。
二人で子供みたいに可愛がってるの。
私が犬なら、こういううちで飼われたいな。
と思ってしまった。

そうそう、友達がちらしずしを作ってくれて、
それがとってもおいしかった。
他にも何品かテーブルに出てきて、
ちょっと遅めのお昼を食べた。
おしゃべりで盛り上がって、
とっても楽しい半日だった。
帰りは二人で送ってきてくれて、
車の中では私と友達のおしゃべりでまたわいわい。
二人にお礼を言って別れて、うちに入りながら、
一人暮らしがちょっとさびしく感じられた。
今さら思っても仕方ない。
テレビを見ながら、寝てしまいました。

三日はそんな風に終わった。
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